子育てあれこれ６

アンデルセンの童話に「もみの木」というお話があります。

森のに生えている若いもみの木が、外の世界にあこがれて、
やっと切られて街に行き、立派なクリスマスツリーとして飾られるのですが、
活躍したのはたったの一日。
屋根裏にしまわれた年老いたもみの木は、森の中にいた昔を懐かしく思い出す・・・というお話です。

子育てについて考えていると、よくこのお話を思い出すんですよね。。私。

「いまが一番いい時ねー」
「この頃がママも一番輝いてるのよ」

小さい子供を持っているとよく、先輩ママからこんな言葉をかけられるのですが、

正直、
「はやく大きくなってくれー！！」
って、思ってます。

ちびたちは可愛いくて、この子たちの一瞬一瞬を目に焼き付けておこう、と毎日思うけれど、
この、自分の時間のなさ。
自分の時間はとれないし、夜は力尽きて寝ちゃうし。
朝は早起きだから一人を楽しめるけれど、何ぶん忙しい朝だし。

子供が自分のまわりでうろちょろしているのは数年だし、
ほしくてほしくて産んだ子たちだし、
こんな風に思うのはけっこう罪悪感。
そうじゃなくても子育てが日々罪悪感と共にある私。
（この辺はまた考えすぎなところです。）

先日、実行委員会で出会った先輩ママさんから、
「私も、自分のために早く成長してくれって気持ちだったよ。」
という言葉を聞いて、
私と同じ人もいるんだー、わーって思って
とっても気持ちが楽になりました。
でもやっぱり
「でも子供が離れて行くと、この頃が一番良かったって思うのよ」

やっぱり。
そうなんだろうなー。
自分と同じ考えの方から聞くと、言葉の響きが違うというか。

・・・そうなんだろうなー。

私は若いもみの木です。
35歳だけど。

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いってみよう！やってみよう！
親育ちイベント「子育て記念日２０１３」

2013．11.16（土）
成増社会教育会館にて開催！！
http://f.hatena.ne.jp/itabashikosodate/20130928204117